旅のFNから 歴史悠久の北京(2001年10月)

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zoom RSS 01.中国へ1 フェリー大探検

<<   作成日時 : 2008/08/31 13:38   >>

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★古い歴史と新しい現在が渦巻く北京へ。そのために、まずは国際港の神戸にはじめの第一歩。



●はじめの第一歩


 バスのような電車のような乗り物、神戸の新交通システム、ゴムタイヤを使った小型電車のポートライナー。それに乗って人気の無い駅に降りた。
 新交通システムというと東京のゆりかもめが有名かもしれないが、ポートライナーは日本初の恒久実用路線として1981年、ゆりかもめよりも10年以上も前から走っているので“新”交通システムと呼ぶのは違和感がある。
 そのポートライナーのポートターミナル駅。ここにから中国へ向けて船が出る。それに乗るのだ。
 出港は12時。心配していた台風も通りすぎ、快晴のいい天気。船もゆれないだろう。

神戸新交通株式会社(ポートライナー)

●神戸ポートターミナル


 駅の改札を出てちょっと歩けばターミナルビルの3階ロビー。
 フェリーによる日本出国は大阪南港でも経験しているが、神戸ポートターミナルの方が広い。さすが港町だ。
 2階の待合室には思ったよりも人が多く、50人くらいいるだろうか。しかし、そのほとんどが中国人のようだ。まあ、そんなものだ。
 土産物屋が何店か並んでいる。日本土産と神戸土産が半々といった感じだろうか。
 それ以外にも、船内で食べるためにお菓子やラーメンなども売っているが、買い物している人はほとんどいない。冷やかす人もまばらだ。

神戸フェリーガイド(神戸ポートターミナル)


大きな地図で見る

●カードはどこ?


 フェリーのチケットは予約していたので2階のカウンターで乗船券をもらう。
 入出国のゲートも2階で、出港の1時間前から出国審査ははじまる。警備員が立っているドアをくぐるとすぐに出国審査。このスペースが小さいので、ある程度人が入るとドアが閉められ、外で待つことになる。
 どこにも出入国カードが無いので近くにいた警備員に聞いたが彼は知らなかった。
 まわりの日本人を見るとだれもカードは持っていないようだ。まあ、どうにかなるだろうとそのままいったら何も問題なかった。
 実は日本人の出入国カードがこの年の7月から廃止されたので、パスポートと乗船券のチェックだけで問題なし。そんなこと知らなかったので、少しあわててしまった。
 出国審査の奥には税関があるが、フリーパス。そのまま歩いて船内へ。ターミナルと船の間には飛行場のようにゲートが渡され、建物から直接船に乗ることができる。

○停泊する燕京号
 停泊する燕京号

●2等が狭い


  日本と中国とを結ぶフェリーは大阪と上海を結ぶ蘇州号で経験済みだが、この燕京号ははじめてだ。
 ぼくが予約したのは2等の洋室。つまり、大部屋の雑魚寝だ。これは国内フェリーで何度も経験済みで、蘇州号でもそうだった。
 だが、服務員の女性に部屋に案内されたときにちょっと驚いた。今まで2等というと広いスペースを荷物置き場などで区切ったものばかりだったのだが、この燕京号では20人ほどの人間が寝る広さしかない。狭い部屋だ。
 単純に言えば20畳ほどの広さしかないということだ。広いように感じるが、ここは船内、天井も低く2等特有の開放感が無い。
 ともあれ、ここで3日間生活することになる。とりあえず自分の場所に荷物を置いて出港まではまだ時間があるので船内探索をした。

○燕京号の2等船室
 燕京号の2等船室

天津フェリー(燕京号)

日中国際フェリーの蘇州號の旅
 (旅のFNから 第5章 中国新疆ウイグル自治区)

●探検する


 部屋の近くに洗面室とトイレがある。洗面室には大きな給湯器が置いてある。
日本のフェリーの場合は社員食堂においてあるようなちいさなお茶やお湯が出てくるやつだがさすが中国の船。給湯器は大きい。いや、給湯器というよりもボイラーだ。
 船内には自動販売機もある。それ以外にもレストランやバー、中国茶館などもあり、なかなか設備は充実しているようだ。
 レストランはまだ閉まっているが、メニューが写真つきで表示されている。見た感じでは、日本の中華レストランとすれば高くはない。ただ、味と量がわから無いので、妥当かどうかは定かではない。

○燕京号の給湯器
 燕京号の給湯器

●船の「地下」


 船の「1階」がどこに当たるのかわからないが、大抵の日本人は建物の正面出入り口のある階を「1階」と感じるのではないかと思う。
 そうだと決め付けると、風呂場は地下になる。レセプションから3層も下りなければならないので、地下3階だ。
 地下の風呂の隣には洗濯機と乾燥機がある。乗客が使っていいのかどうかわからないが、ドアは開けっ放し、入室禁止ともなんとも書いていないので、使ってもいいのだろう。
 そして、さらに1層下には卓球台があるレクレーションルームとゲームセンターがある。ただし、よくあるようにゲーム機は電源が入っていない。
 直接乗客と接する服務員は全員女性。しかも、こんなに必要なのか、と思うほど多勢がいるのも、人件費が安い中国人だからかもしれない。
 外資系の店などを除いて、働く女性はパンツスタイルが一般的な中国だが、みんな日本人のようにひざ上のスカート。
 とはいえソックスのような厚めのストッキングをはいているのがいかにも中国だ。

●1日目の予定


 もうすぐ出港だが、フェリー会社のホームページによると、燕京号の航路はこんな感じだ。
 出港初日は瀬戸内海を西へ行く。

 12時 神戸港出港
 13時 明石海峡大橋を通過
 15時40分 瀬戸大橋を通過
 18時 来島海峡大橋を通過

 今日は瀬戸内海の3大橋を通過することになる。この時期なると来島海峡大橋は陽が落ちてからの通過になるのが少々残念だ。

●2日目の予定


 2日目は対馬海峡から黄海を行く。

 0時 関門海峡を通過

 真夜中に関門橋を通過。このフェリーがくぐる4つの橋の内、もっとも短い橋だが、ぼくはこの橋をくぐるときが一番好きだ。
 橋もそうだが両岸に迫る下関と門司の街がきれいだ。さらに狭い海峡ということでフェリーもゆっくりと進む。まるで遊覧しているように。
 天気が悪くなければデッキから眺めよう。

 11時 韓国済州島の東側を通過

 この日はこれ以外に何か有名なところを通過することは無い。太平洋と比べるととても狭い日本海や黄海も、船で行くには広い。

●3日目の予定


 3日は渤海に入る。この日からは日本時間からマイナス1時間の中国時間になる。

 0時 山東半島を通過
 12時 天津港の灯台を通過
 14時 天津新港に着岸

 灯台を通過してから港に着くまで2時間。一体どういう形になっているのか興味深い。
 ちなみに、天津新港といっても天津市街からは遠く離れている。もちろん、昔はその市街まで川をさかのぼっていったのだ。
 今では川もすっかり浅くなってそんなとこまで船はいけない。というか、船が大きくなりすぎたのだろう。
 大河が二つも流れている中国でも、外洋を航行する貨客船がさかのぼる川というのは揚子江とその支流の浦江ぐらいしか知らない。



今回の地図




●つづく●
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